「復讐屋成海慶介の事件簿」原田ひ香 双葉社
神戸美菜代は成海慶介の事務所を訪ねた。
復讐屋をやっていると人づてに聞いたからだ。
ものの弾みで、依頼する側から雇われる側にいた。
さぁ、そこから5篇の復讐依頼があってお話が始まります。
傍で見ている限りでは何もしていないように見える。
問題が解決したところでは、何かの焦点を突いたように見える。
婚約破棄、オーケストラでの争い、遺産相続、盗作、復縁。
いずれも、復讐を依頼されて、復讐を実行することなく、問題を解決しています。
復讐の息詰まる展開ではありません。全部、ほのぼの話です。
スリルとサスペンスとは無縁です。



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