「探偵は女手ひとつ」深町秋生 光文社
6篇の短編集、主人公は椎名留美、山形県警を退職して、探偵として生活している。
探偵の依頼より、便利屋の仕事のほうが多い。
パチンコの順番取り、サクランボの採集、万引きの監視員、雪かき、デリヘリ嬢の送迎。
探偵の腕はすごいのだ。
客には、警察署の署長もいる。署長は前の上司、署員に秘密で捜査を依頼することもあるのだ。
全員山形弁をしゃべる。
これが東京弁・関東弁で書いてあるとあざといが、だれもが山形弁ならキツイお話しもほっこりするなぁ。
探偵の内容は、サクランボ泥棒、売春摘発(無報酬で探偵)、ホストクラブでの詐欺、大麻の摘発、ストーカーにお灸。



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