世羅町、東半分を行く(自転車篇)
右折して町道をたどる。高速道路尾道道のカルバートを潜る。トンネルは地面を掘るのだよ。カルバートは構造物を土で埋めてトンネル状に仕立てるのだよ。
道は下り坂、新山が見えている。あの新山の肩を行くのだよ。
五差路か六差路の複雑な交差点を行く。目指すのは谷向こうの新山の方向なのだ。
ここが谷底、この谷は芦田川に面した北川冷機の工場のところに出る谷なんだよ。谷の名前は未詳、こういう説明で伝わるかな。
ここからは登り、タダゴトじゃない登り、何度も自転車を降りて休む。
左のペダルに足を掛けて、サドルを跨いで、右のペダルに足を掛ける。そのまんま右に倒れてしまった。さらに、クイックリリースのレバーにズボンのウィンドブレーカーが絡まってしまった。
柔道で巴投げ、さらに足がらみで寝技に入ったみたいで、自転車の上に寝そべったまま動きが取れない。
市街地でならみっともないが、誰も見ていない山の中だもの。恥ずかしいことはありません。
こりゃぁ相当くたびれているな。これ以上自転車を漕ぐのはむり、降りて押して歩こう。
谷底から峠のてっぺんまでの勾配を計算してみたら、9%、これじゃぁ押して歩くのもしょうがないよねぇ。
新山の頂上のアンテナが見えている。だいぶ近く見えるので、かなり登ってきたのだ。
新山に肩のあたりに峠がある。正月の鏡餅、下の餅を登って、上の餅との合わせ目あたりに道が通って、峠になっている、こんなたとえで分かっていただけるかしら。
さぁ、ここからは下り一方通行だぞ。すぅいと下りて、世羅警察署の前に出た。強行犯、詐欺犯、窃盗犯、暴対、生安、交通、交通以外は暇なのじゃなかろうか。
市街地に入って町役場まで帰ってきたぞ。国道・県道を行けば楽々な道を、あえて坂道にトライしたが、いやぁ、けっこうなお点前でした。
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これは末尾の部分の抜き書きです。
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http://sherpaland.net/bike/2021/bike-210406-sera_east/bike-210406-sera_east.html
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