「当確師 十二歳の革命」真山仁 中央公論新社
当確師聖達磨は時の総理大臣岳見を落選させることを依頼された。
選挙区は長野四区、諏訪から木曾一帯が選挙区なのだ。
岳見は地元の施政報告会で小学校六年生から質問を受けた。
総理の作る研究所が里山の自然を守るどころか壊してはいませんか。
岳見は諏訪湖に原子力兵器の製造工場を作ろうとしていた。
これに反発して、岳見への対抗候補が湧き上がってきた。
対抗候補の選定が面白い。
当確師のやりようは、裏工作より正攻法なのだ。
登場人物が複雑で、主な登場人物表と照合しないと、誰の言葉かわからない。
ネタバレだけど、言ってしまいましょう、総理大臣は選挙で負けます、大差で負けます。



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