ペダルも壊れた
自転車のペダルですがね、壊れました
去年の4月に落車事故を起こしました
下り坂でブレーキが利かず、落車して、足の骨を折ったことがあります
その時、自転車も衝撃を受けたはずです
ペダルも、じっと一年間耐え、堪え切れずに今になって破損したものと思います
ビンディングの軸と外周部の硬質プラスティックがベアリングで結ばれていますが
とうとう、そのベアリングが破損してしまいました
軸と外周部が分離しています
これは朝の写真です
ディレイラーが壊れる4時間前のことです
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自転車のペダルですがね、壊れました
去年の4月に落車事故を起こしました
下り坂でブレーキが利かず、落車して、足の骨を折ったことがあります
その時、自転車も衝撃を受けたはずです
ペダルも、じっと一年間耐え、堪え切れずに今になって破損したものと思います
ビンディングの軸と外周部の硬質プラスティックがベアリングで結ばれていますが
とうとう、そのベアリングが破損してしまいました
軸と外周部が分離しています
これは朝の写真です
ディレイラーが壊れる4時間前のことです
松江道が横たわっていて、カルバートが大穴を開けている。トンネルとカルバートの違いはね、トンネルは土を掘って造るもの、カルバートは構造物を造ってそれを土で埋め戻すものなのだ。
行く先に寺町廃寺跡の看板が見えている。ごめん、この遺跡の評価がよく分からんのですよ。かなり重要なものか、ごく普通のものか、どうなんでしょうね。
この坂道がかなりの抵抗をする。
わたしのクロスバイク、後ろが7段変速、前が変速なし、これでは登りの負荷がもろにかかる。もたない、登り坂では下りて押して登らなきゃならない。ロードバイクなら。前・後ろの変速があるから軽いのにねぇ。
ピークが何箇所も続く。これが最初のピーク、登って降りて、また登るの繰り返しなんだよ。
ここが備北広域農道の最高地点、今日のコースの最高地点。オートランド三次が目の前で、寺町墓地の目の前なんだよね。
ガソリンスタンドの広告看板があって、ここが三良坂町との境界だと語っているが、ここなのか、このあたりのどこかなのか、どうなんだろうね。
山の中の道から抜け出して、台地状の平地を進んでいく。休耕田に電柵を張りめぐらして、牛を放牧している。いやぁ、のどかだなぁ。
台地の上から急な坂を下っていって、仁賀の交差点へ進んでいく。三叉路と四差路が融合して変形五差路に成っている。
左折すると、本村川に沿って庄原方向へ進んでいく。
このまま直進すると灰塚ダムへ、そっちには行かず、右折して上下川の下流へ向かう。
最初は庄原を目指すつもりだったのですよ。この自転車では坂道が登れない。ここで打ち切って、三良坂を目指す、ということにコース変更しよう。
編集が終わりました。
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これは一部分を抜き書きしたもの
全体の姿は下のリンクからお出でください。
http://sherpaland.net/bike/2021/bike-210525-mirasaka/bike-210525-mirasaka.html
「アクティベイター」冲方丁 集英社
わたしの既読は「天地明察」「光圀伝」「剣樹抄」歴史小説が著者の畑かと思っていたが、そうじゃないみたい。
中国の爆撃機が亡命を求めて羽田空港に着陸するところから始まる。
主人公は、自衛隊上がりの傭兵、現在は警備会社に勤務している。
サブの主人公は彼の義弟、妹の夫なのだ。警視正で警察庁警備局のエリート。
亡命を求めているのは中国人民軍の女性将校、警察の保護下にありながら行方不明になる。
対立軸が中国大使館、正体不明の日本人グループ。
乱闘や立ち回りの描写が群を抜いている。もともとはそっちの方の文才が立っていたみたい。
アクティベイターとは、アクション、アクティブの類語なのだ。
著者はほのめかしてはいるが、それが何かは語っていない。
巻頭に登場人物表があるが、それと照合しながら読まないと、迷子になってしまう。
お色気とかそういうものは一切ありません。暴力と流血はたっぷり提供されます。
前々から、引っ掛かっていた言葉なんですがね
感謝しかない
これ即ち、とても感謝している、と同じだと言うのです
なんで否定形で言うんじゃい、肯定形で語れよ
某ブログで、とても引っ掛かるぞ、このように語る風潮は気に入らない
と語っているのを見ました
https://ameblo.jp/xiaoping0319/entry-12674070742.html
そうだ、そうだ、否定形でしか語れないヤツとは友達にはなれない
わたしもそのように思っております
インド型、イギリス型、ブラジル型、他、あれやこれや
コロナウィルスにも亜種があります
その亜種は国の名前で呼ばれています
本体の発生源の、武漢、中国の名前は語られることがありません
これは片手落ちじゃないの
COVID-19、Coronavirus+Disease+2019)
武漢=英語名 Wuhan City Chinaの名前もない
それを言おうものなら、報道官の趙立堅氏から警告が発せられる
中国からの報復が倍返しで来るのでしょうね
こんな事書いていると、中国から目を付けられそう
わたしのHPのトップページへの
http://baidu.com/ からの訪問履歴が2番目なんですよ
去年からジリジリと順番を上げて、とうとう2番目まで上がってきました
なにやら、怖い怖い
「トツ!」麻生幾 幻冬舎
麻生幾は、スパイもの、外務省などの現場官僚ものを読んできました。
これはかなり毛色が違う。こういうものも守備範囲なのかい。
警視庁SATのお話しです。
トツとは、SATの前段階の組織での呼び名のようです。
トツとは何か、それは述べてはいないが、語り口からおおむね想像できる。
SATの訓練日常から始まる。
キントツ発生、原宿駅前で発砲事件、死傷者多数、制圧した。
被害者の最後の言葉、あなたが…そしして・・・ころされる・・・けいしさん・・・
たまたまその場に居合わせた女性警官だった。
東京駅新幹線ホームで銃撃戦。
首相私邸で銃撃戦。
いずれもSATが制圧する。
一連の暴動の背景・動機は起こりうるはずのないもの。
麻生幾が、インタビュー、リサーチしてSATの日常・活動を探り出したものか
想像の末に生み出したものか。
せらにし青少年旅行村の分岐に差し掛かる。ここは左折して南に向かう。
池の堤で長時間休んでいる。昼食にしたのだよ。轍(自転車でのGPSの軌跡を地図に描写するソフト)で、トラック再生をやってみてちょうだい。長いこと動かない場面が昼食時なんだよ。
青少年旅行村の駐車場に差し掛かる。ここから黒川明神山が見えている。せらにし青少年旅行村の入口から入っていく。
中に入って、池の土手の向こうに黒川明神山が真正面に見える。
これが旅行村の中心の建物、掲示があって、入場者は受付を済ませてください、受付のない人はトイレなどは使わないでください。
勝手な立ち入りを拒絶しているのだ。わたしのような自転車乗りが無暗に入るのを禁じているのだ。従いましょう、くるっと向きを変えて立ち去ることにしよう。
県道まで戻って、下りの坂道を進むと、三次市との境界に差し掛かる。
一里塚のような杉がある。直進すると県道だが、ここで県道から離れるショートカットの道を行こう。
国道375号線に入った。さっきからブレーキが掛かっている。はて、ブレーキシューに問題はない。ありゃ、ディレイラーが根元から曲がっている。それでチェーンの位置が狂ってブレーキになっているのだ。
さては、平田観光農園の峠でのこと、自転車での立ちこけをしたのだ。郵便ポストを見ようと、近づいたら立ちこけしてしまった。
普通は、体は自転車から外に飛ばされるもんだよね。そのまんま、自転車の上に重なってしまった。重ね餅状態になってしまった。
フレームの三角のところに嵌まり込んで、抜け出すのに二度三度自転車を押しのけて立ち上がらなきゃならなかった。
右が下になっているから、ディレイラーに異常なちからが働いたのだ。あれから数時間、ついにくにゃっと曲がってしまったのだ。
もう後輪は固定されて動かない。しょうがないな、タクシーを呼ぼう。
タクシーを呼んで、郷の駅まで戻り、車を動かして、自転車を収納して、自転車屋まで運び込んだ。シマノのディレイラーはコロナの影響で在庫がないんじゃがね。なんとかしてあげようていね。
そもそも、なんで郵便ポストを見ようとしたのか、それはね、郵便ポストに小字名が書いてあるかと思ったから。町名番地だけしか書いてありませんでした。ここの小字名は書いてありませんでした。
郵便ポストに小字名が書かれているかどうか、書いてあるにしても極めて稀だよ、当てにしないようにね。
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これは最後の部分、全体の姿は下のリンクからお出でください。
http://sherpaland.net/bike/2021/bike-210514-myojin3/bike-210514-myojin3.html
生田川とはここで分かれる。川上に見えている集落は生田集落、生田川の由来の生田集落なんだよ。
沿線最後の集落が桑田集落、鉄穴というバス停があるが、かんなと読むはずだよ。たたら製鉄で、鉄鉱石の砂鉄を採集する方法がかんな流し、砂鉄採取後は穴が残るので、鉄穴が言い伝えで残ったのだろうね。
なんで鉄穴をかんなと読むのかって?
土を水で流して削っていく、まるで鉋(かんな)掛けの作業とおなじだよね。それでかんなと呼んだのか、かんな流しの作業を大工のかんなに持ち込んだのか、後先、どっちだろうね。
桑田集落の最後の集落で、道幅の広い道が市道、黒滝峠か、塩貝峠かの黒滝に向かっていく市道なんだよ。国道は集落の中を抜けて山の中へと進んでいく。
電柱電線は釣り場のところまで来ていて、この先が、冬季通行止め、2トン以上通行不能、えらく狭い道になる。
最初、積載量禁止だと思っていたが、そうではないな、長尺のトラックはカーブが曲がれないのだ。2台ほど自動車と出会ったが、1台は営林署のバン、もう1台は農家の1トントラックだった。
二重谷峠の最高点のちょっと手前の風景、峠の両斜面を切り下げても道幅はこれだけしか取れない。
二重谷峠での記念写真を撮ってからは下り斜面、ここが安芸高田市と北広島町の境界、北広島町の道幅が広いような気がしたが、それは間違い、草刈りを丁寧にしてあるから広く感じるのだ。
千代田町方面直進と案内がある、反対側には国道433号直進、2t車以上通行禁止とある。
山向こうの橋上集落で、頭ヶ津古山への取り付き点だと述べたが、山を抜ければここに出るのだ。こっちからでも取り付き点になる。
ここからは道幅も広がって、国道と呼んでもメンツを失うことはない。
国道は右折し、県道は直進する、県道のほうに進んでいく。
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これは一部分の抜き書きです。
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http://sherpaland.net/bike/2021/bike-210510-takata_tiyoda/bike-210510-takata_tiyoda.html
ここが前回に引き返した地点、間違えてここまで来たんだが、どうせ間違えたのなら、県境まで行ってみよう、そういうモチベーションが湧いてきて、今日のコースに繋がるのだよ。
この先はじりじりとした登りで、自転車を降りて押すほどの傾斜ではない。ただ、どこまでもどこまでも続く登り坂なのだよ。
もう峠は間近だろうというところで、谷と尾根を何度も越える。WWWWWと折り返し曲げ返すのを何度も繰り返す。谷の出水はこんな工夫でやり過ごしている。
やっと峠に近づいてきている。ここが峠、広島県と岡山県の県境なのだよ。
ここの峠の名前は何というんだろうね。広島県側から呼べば千鳥峠、岡山県側からすれば青笹峠、お互いに折り合いを付けられず、めいめいが自分たちの呼び名で押し通すことだろうね。
県境の道端で弁当を広げる。バリバリバリ、ダッダッダ、大型バイクのツーリングが3台、通り抜けていった。千鳥別尺からは車1台も出合わなかった、人跡未踏じゃなかった、出合ってなにやらホッとするよ。
県境を越えないでください、と政府も自治体も要請しているよなぁ。よろしい、その要請には応えようじゃないか。ほんとは、岡山県の下り坂を下ると引き返すのが大変だから行かないのが本音なんだがね。
さて、引き返そうか。
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http://sherpaland.net/bike/2021/bike-210503-tojo_asidati/bike-210503-tojo_asidati.html
政治家・役人のエライさんは、個別の案件にはコメントできない、と言います
役人の下っ端はそんなことは言えません
個別の案件に向き合うのが仕事なんです
個別の案件にコメントできないとは言えないが
個人情報を暴露することはできません、こうなら言える
下っ端役人の緘黙には納得できます、そりゃそうだよ、言えるわけがない
エライさんの「個別の案件」発言には納得できない、逃げ口上に聞こえる
エライさんが、事情を説明に来い、と言えば、すぐに実情は伝わる
その上で、個別の案件にはコメントできない、と言っているのです
公開したほうが得だ、と判断すれば、コメントします
諸般の事情がある場合には、コメントできないと言います
トランプの出し入れのように、コメントしたり、コメントしなかったり
そのへんの勝手気ままがみんなの腹立つ原因なんでしょうね
http://news.searchina.net/id/1698811?page=1
中国のブログだかニュース雑感だかで、【おいおい、日本では自転車は貧乏人の乗り物ではないそうだよ】
彼らの、ビックリ、新発見、について書いています。
どうやら中国では、自転車とは貧乏人の乗り物で、メンツの立たない乗り物のようです。
そういえば、シェアサイクル、中国では扱いが乱暴で、あちこちに自転車の墓場があるのだそうな。
ロードバイクで、初心者向けが10万円、20万円で普通にあって、のめり込むと、50万円、100万円の自転車も欲しくなる
中国では、こういう世界観・価値観を受け入れることができるでしょうか。
自転車など、出稼ぎ農民工ごときが使うもの、そんな固定観念があるようです。
金はナンボでもある富裕層が、汗をかきながら漕ぐ自転車に興味を持つでしょうか。
中間層が自転車を使うと、いかにも階級落ちのように見える行為なので、それでも自転車に乗るでしょうか。
中国人彼らの新発見について、へぇぇ、そう考えるのかい、こちらも新発見をしました。
4月の読書メーター
読んだ本の数:11
読んだページ数:2935
ナイス数:54ダチョウはアホだが役に立つ (幻冬舎単行本)の感想
著者は、獣医学者で京都府立大学の学長です。第1章、第2章、えらく達者な話し言葉です。口述筆記、パソコンに吹き込んで、即、テキスト化したような勢いです。これでダチョウについて好印象が刷り込まれます。第3章になると、サービス路線から本気になります。ダチョウにコロナウィルスを注射して、体内で抗体を製造させる。卵を産めば、卵の中には抗体が充満しています。卵黄を遠心分離器にかけて抗体を抽出します。マスクに塗布してウィルスを不活性化させる、そんな事業を確立しています。アメリカでは抗体をスプレイで咽喉に噴射しています。
読了日:04月30日 著者:塚本康浩
富岳 世界4冠スパコンが日本を救う 圧倒的1位に輝いた国産技術の神髄の感想
ジャーナリスティックな面では理解できる。技術的なな面ではとても理解できない。ベンチマークテストで世界には有名なのが4種類ある。富岳は全部のベンチマークテストで一位なのだ。二位に圧倒的な大差をつけての一位なのだた。前に出した京は、成績は良かったが、売れなかった。ソフトウェアを組むのに演算素子が独特だったからだ。富岳は、ソフト設計に馴染みのある演算回路を使ったので、今度は売れる見込みなのだ。次のステップは量子コンピューター。この章は、どう読んでも理解することができない。わたしには歯が立たないけど、がんばってね
読了日:04月29日 著者:日経クロステック編集
煉獄の獅子たちの感想
ふんふん、ヤクザの抗争のお話だな。違った、ヤクザ対警察のお話だな。それとも違う、ヤクザに潜入する警察官のお話だな。そうじゃない、スパイだった警官がヤクザのトップを取るお話しなのだ。警察とヤクザと両方を押さえてしまうお話しなのだ。軸になるヒーローが誰とも決まっていない。山形弁の警官がいて、作者の分身だろうと、読んでいくと、意外に早く殺されてしまう。感情移入する対象者を誰にしようかと探しているうちに終末を迎えてしまった。これは暴対法が整備される以前のお話しだろうな。暴対法以後、このようなお話は語れないだろうな
読了日:04月24日 著者:深町 秋生
探偵は女手ひとつ: シングルマザー探偵の事件日誌 (光文社文庫)の感想
6篇の短編集、主人公は椎名留美、山形県警を退職して、探偵として生活している。探偵の依頼より、便利屋の仕事のほうが多い。パチンコの順番取り、サクランボの採集、万引きの監視員、雪かき、デリヘリ嬢の送迎。探偵の腕はすごいのだ。客には、警察署の署長もいる。署長は前の上司、署員に秘密で捜査を依頼することもあるのだ。全員山形弁をしゃべる。これが東京弁・関東弁で書いてあるとあざといが、だれもが山形弁ならキツイお話しもほっこりするなぁ。探偵の内容は、サクランボ泥棒、売春摘発、ホストクラブ詐欺、大麻の摘発、ストーカーにお灸
読了日:04月19日 著者:深町 秋生
〈銀の鰊亭〉の御挨拶の感想
小樽と思しき地方都市の山手に高級料亭がある。一年前、料亭の離れが火事にあった。祖父祖母が焼死した。父から聞いた話では、他に見知らぬ二人の遺体もあったそうな。叔母は記憶消失して、一年経って料亭に帰ってきた。料亭を再開するのに、アルバイトを頼まれた。若女将として、座敷のお客に御挨拶するのに、同席して口添えすること、それがアルバイトの内容。不思議なお得意様、不動産屋、盗聴器を仕掛ける医者、遠縁の親戚で外食産業の社長。何か魂胆がありそうな。お話の展開は、祖父祖母がなぜ火事で死んだのか。ゆるい語り口でお話は展開して
読了日:04月16日 著者:小路 幸也
江戸のおんな大工 (角川書店単行本)の感想
ドキュメントもの、ノン・フィクションだと思って読みはじめました。フィクションじゃありませんんか。戯作だね。柏木峰は御家人の娘、作事方の家なのだ。旗本は武士、御家人は足軽小者なのだ。城の大工の身分なのだ。峰は子供のころから父の後を追い大工仕事に精を出した。叔父が嫁入りの話を持ってきた。逃げ出した。乳母を頼って、大工町の長屋に逃げ込んだ。ここから巷の大工仕事が始まる。お仕事小説なんですよ。女ながら、どんぶり腹掛けで股引を穿いて、法被を着ているはずなのだがそのような描写はない。表紙の絵姿だけそのように描いてある
読了日:04月12日 著者:泉 ゆたか
復讐屋成海慶介の事件簿の感想
神戸美菜代は成海慶介の事務所を訪ねた。復讐屋をやっていると人づてに聞いたからだ。ものの弾みで、依頼する側から雇われる側にいた。さぁ、そこから5篇の復讐依頼があってお話が始まります。傍で見ている限りでは何もしていないように見える。問題が解決したところでは、何かの焦点を突いたように見える。婚約破棄、オーケストラでの争い、遺産相続、盗作、復縁。いずれも、復讐を依頼されて、復讐を実行することなく、問題を解決しています。復讐の息詰まる展開ではありません。全部、ほのぼの話です。スリルとサスペンスとは無縁です。
読了日:04月10日 著者:原田ひ香
わが殿 下の感想
内山七郎右衛門は九万両の借金の返済のめどが立った。銅山の新鉱脈、借り替えして金利を引き下げること。藩の商店大野屋で産物を売ったがためなのだ。ペリーがやってきた。開国した。その折から、大野屋は藩の船を造り、蝦夷地交易に乗り出した。様式軍隊を編成し、その金は、どんとお任せあれ。時代に乗り遅れるヤカラはいるものです。下士は機敏に波に乗らざるをえないが、上士は時勢の変化についていけない。ねたまれました。堀に突き落とされ、城で討ち取られる寸前となる。ハッピーエンドです。大政奉還の手前でのハッピーエンドです。
読了日:04月06日 著者:畠中 恵
わが殿 下
読了日:04月06日 著者:畠中 恵わが殿 上の感想
毛色が違う、大真面目なお話しです。内山七郎右衛門は八十石の軽輩の身分、藩に出仕するようになった。藩は越中大野藩、藩主は土井利忠、七郎右衛門より四歳年下。お目見えの折り、気に入られて、財政再建を命じられることになる。大野藩は九万両の借財を背負っている。借財の返済方法を考えるように向けられる。手始めに、銅鉱山の再開発を命じられる。新しい鉱脈を発見するより方法がない。三万両、幕府から借金してことに当たる。新鉱脈を当てました。誰かに恨まれて、谷底へ突き落される。二度目、雪の谷底に突き落とされるところで上巻が終わる
読了日:04月05日 著者:畠中 恵
当確師 十二歳の革命の感想
当確師聖達磨は時の総理大臣岳見を落選させることを依頼された。選挙区は長野四区、諏訪から木曾一帯が選挙区なのだ。岳見は地元の施政報告会で小学校六年生から質問を受けた。総理の作る研究所が里山の自然を守るどころか壊してはいませんか。岳見は諏訪湖に原子力兵器の製造工場を作ろうとしていた。これに反発して、岳見への対抗候補が湧き上がってきた。対抗候補の選定が面白い。当確師のやりようは、裏工作より正攻法なのだ。登場人物が複雑で、主な登場人物表と照合しないと、誰の言葉かわからない。ネタバレだけど、総理大臣は選挙で負けます
読了日:04月02日 著者:真山仁
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