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2021年5月 1日 (土)

4月に読んだ本

4月の読書メーター
読んだ本の数:11
読んだページ数:2935
ナイス数:54

ダチョウはアホだが役に立つ (幻冬舎単行本)ダチョウはアホだが役に立つ (幻冬舎単行本)感想
著者は、獣医学者で京都府立大学の学長です。第1章、第2章、えらく達者な話し言葉です。口述筆記、パソコンに吹き込んで、即、テキスト化したような勢いです。これでダチョウについて好印象が刷り込まれます。第3章になると、サービス路線から本気になります。ダチョウにコロナウィルスを注射して、体内で抗体を製造させる。卵を産めば、卵の中には抗体が充満しています。卵黄を遠心分離器にかけて抗体を抽出します。マスクに塗布してウィルスを不活性化させる、そんな事業を確立しています。アメリカでは抗体をスプレイで咽喉に噴射しています。
読了日:04月30日 著者:塚本康浩


富岳 世界4冠スパコンが日本を救う 圧倒的1位に輝いた国産技術の神髄富岳 世界4冠スパコンが日本を救う 圧倒的1位に輝いた国産技術の神髄感想
ジャーナリスティックな面では理解できる。技術的なな面ではとても理解できない。ベンチマークテストで世界には有名なのが4種類ある。富岳は全部のベンチマークテストで一位なのだ。二位に圧倒的な大差をつけての一位なのだた。前に出した京は、成績は良かったが、売れなかった。ソフトウェアを組むのに演算素子が独特だったからだ。富岳は、ソフト設計に馴染みのある演算回路を使ったので、今度は売れる見込みなのだ。次のステップは量子コンピューター。この章は、どう読んでも理解することができない。わたしには歯が立たないけど、がんばってね
読了日:04月29日 著者:日経クロステック編集


煉獄の獅子たち煉獄の獅子たち感想
ふんふん、ヤクザの抗争のお話だな。違った、ヤクザ対警察のお話だな。それとも違う、ヤクザに潜入する警察官のお話だな。そうじゃない、スパイだった警官がヤクザのトップを取るお話しなのだ。警察とヤクザと両方を押さえてしまうお話しなのだ。軸になるヒーローが誰とも決まっていない。山形弁の警官がいて、作者の分身だろうと、読んでいくと、意外に早く殺されてしまう。感情移入する対象者を誰にしようかと探しているうちに終末を迎えてしまった。これは暴対法が整備される以前のお話しだろうな。暴対法以後、このようなお話は語れないだろうな
読了日:04月24日 著者:深町 秋生


探偵は女手ひとつ: シングルマザー探偵の事件日誌 (光文社文庫)探偵は女手ひとつ: シングルマザー探偵の事件日誌 (光文社文庫)感想
6篇の短編集、主人公は椎名留美、山形県警を退職して、探偵として生活している。探偵の依頼より、便利屋の仕事のほうが多い。パチンコの順番取り、サクランボの採集、万引きの監視員、雪かき、デリヘリ嬢の送迎。探偵の腕はすごいのだ。客には、警察署の署長もいる。署長は前の上司、署員に秘密で捜査を依頼することもあるのだ。全員山形弁をしゃべる。これが東京弁・関東弁で書いてあるとあざといが、だれもが山形弁ならキツイお話しもほっこりするなぁ。探偵の内容は、サクランボ泥棒、売春摘発、ホストクラブ詐欺、大麻の摘発、ストーカーにお灸
読了日:04月19日 著者:深町 秋生


〈銀の鰊亭〉の御挨拶〈銀の鰊亭〉の御挨拶感想
小樽と思しき地方都市の山手に高級料亭がある。一年前、料亭の離れが火事にあった。祖父祖母が焼死した。父から聞いた話では、他に見知らぬ二人の遺体もあったそうな。叔母は記憶消失して、一年経って料亭に帰ってきた。料亭を再開するのに、アルバイトを頼まれた。若女将として、座敷のお客に御挨拶するのに、同席して口添えすること、それがアルバイトの内容。不思議なお得意様、不動産屋、盗聴器を仕掛ける医者、遠縁の親戚で外食産業の社長。何か魂胆がありそうな。お話の展開は、祖父祖母がなぜ火事で死んだのか。ゆるい語り口でお話は展開して
読了日:04月16日 著者:小路 幸也


江戸のおんな大工 (角川書店単行本)江戸のおんな大工 (角川書店単行本)感想
ドキュメントもの、ノン・フィクションだと思って読みはじめました。フィクションじゃありませんんか。戯作だね。柏木峰は御家人の娘、作事方の家なのだ。旗本は武士、御家人は足軽小者なのだ。城の大工の身分なのだ。峰は子供のころから父の後を追い大工仕事に精を出した。叔父が嫁入りの話を持ってきた。逃げ出した。乳母を頼って、大工町の長屋に逃げ込んだ。ここから巷の大工仕事が始まる。お仕事小説なんですよ。女ながら、どんぶり腹掛けで股引を穿いて、法被を着ているはずなのだがそのような描写はない。表紙の絵姿だけそのように描いてある
読了日:04月12日 著者:泉 ゆたか


復讐屋成海慶介の事件簿復讐屋成海慶介の事件簿感想
神戸美菜代は成海慶介の事務所を訪ねた。復讐屋をやっていると人づてに聞いたからだ。ものの弾みで、依頼する側から雇われる側にいた。さぁ、そこから5篇の復讐依頼があってお話が始まります。傍で見ている限りでは何もしていないように見える。問題が解決したところでは、何かの焦点を突いたように見える。婚約破棄、オーケストラでの争い、遺産相続、盗作、復縁。いずれも、復讐を依頼されて、復讐を実行することなく、問題を解決しています。復讐の息詰まる展開ではありません。全部、ほのぼの話です。スリルとサスペンスとは無縁です。
読了日:04月10日 著者:原田ひ香


わが殿 下わが殿 下感想
内山七郎右衛門は九万両の借金の返済のめどが立った。銅山の新鉱脈、借り替えして金利を引き下げること。藩の商店大野屋で産物を売ったがためなのだ。ペリーがやってきた。開国した。その折から、大野屋は藩の船を造り、蝦夷地交易に乗り出した。様式軍隊を編成し、その金は、どんとお任せあれ。時代に乗り遅れるヤカラはいるものです。下士は機敏に波に乗らざるをえないが、上士は時勢の変化についていけない。ねたまれました。堀に突き落とされ、城で討ち取られる寸前となる。ハッピーエンドです。大政奉還の手前でのハッピーエンドです。
読了日:04月06日 著者:畠中 恵


わが殿 下わが殿 下
読了日:04月06日 著者:畠中 恵
わが殿 上わが殿 上感想
毛色が違う、大真面目なお話しです。内山七郎右衛門は八十石の軽輩の身分、藩に出仕するようになった。藩は越中大野藩、藩主は土井利忠、七郎右衛門より四歳年下。お目見えの折り、気に入られて、財政再建を命じられることになる。大野藩は九万両の借財を背負っている。借財の返済方法を考えるように向けられる。手始めに、銅鉱山の再開発を命じられる。新しい鉱脈を発見するより方法がない。三万両、幕府から借金してことに当たる。新鉱脈を当てました。誰かに恨まれて、谷底へ突き落される。二度目、雪の谷底に突き落とされるところで上巻が終わる
読了日:04月05日 著者:畠中 恵


当確師 十二歳の革命当確師 十二歳の革命感想
当確師聖達磨は時の総理大臣岳見を落選させることを依頼された。選挙区は長野四区、諏訪から木曾一帯が選挙区なのだ。岳見は地元の施政報告会で小学校六年生から質問を受けた。総理の作る研究所が里山の自然を守るどころか壊してはいませんか。岳見は諏訪湖に原子力兵器の製造工場を作ろうとしていた。これに反発して、岳見への対抗候補が湧き上がってきた。対抗候補の選定が面白い。当確師のやりようは、裏工作より正攻法なのだ。登場人物が複雑で、主な登場人物表と照合しないと、誰の言葉かわからない。ネタバレだけど、総理大臣は選挙で負けます
読了日:04月02日 著者:真山仁

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