わたし、定時で帰ります。ライジング
「わたし、定時で帰ります。ライジング」朱野帰子 新潮社
表紙が凄い、一万円札が乱舞している。
そう、この巻は給料のお話しです。
東山舞衣は末端の管理職になった。
部下の残業申請が多い。残業するほどの仕事量じゃないのにな。
生活残業なのだ。給料が安いから残業手当で補っているのだ。
恋人の種田晃太郎は仙台支店に応援に行ったまま帰ってこない。
仙台支店のテコ入れに行っているのだ。
ヒロインは残業せずに定時で帰る。残業手当を部下の本給に繰り込んでちゃんと生活るようにしてやりたいな。
業務改善提案書に取り掛かる。
仰天する提案が始まった。
新しいキャラクターの紹介は丁寧だが、前々から出ているキャラは、前作、前々作にあるから紹介なし。
三作目から読み始めると損します。第一作から読むべし。
WEBマガジン「yomyom」で連載されたものです。
本来なら、日本経済新聞、東洋経済新報、週刊ダイヤモンドなどで連載されることが推奨されるべきものだった。
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