なんかごめん
あれ、気分壊した?ごめんごめん
とりあえず謝っておく、なんかごめん
保険を掛けて、謝っておく
本気で謝るわけじゃないのです、取り繕っているだけ
あの時謝ったじゃん、すぐに謝ったじゃん
なんかごめん、このフレーズ、中国語、欧米語、アラブ語、インド語
どこの世界でも翻訳できないでしょうね
軽い謝罪という文化があれば翻訳できます、なければ、長い長い注釈が付いた言葉になるでしょうね
軽々と、こんなにお手軽なごめんを作り出した、日本の若者は大したヤツです
重く苦しい謝罪から、苦渋を取り去って、気軽なごめんに変えたわけです
がんばって作り出したわけじゃありません、出来ちゃったのです
なんかごめんと言われて、受け入れるほうも受け入れるほうだ
そうじゃないよ、受け入れざるを得ない空気感があるんでしょうね
なんかごめん、これは、おっさんやじいさんからは生まれない言葉です
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