雪に撃つ
「雪に撃つ」佐々木譲 角川春樹事務所
サブタイトルが、道警・大通警察署
道警裏金問題で冷や飯を食わされている、佐伯宏一、新宮昌樹、小島百合、津久井卓。
巻頭は、ベトナム人の技能実習生が脱走するところから始まる。
札幌雪祭りが始まる、前日か前々日ころ。
自動車が盗まれる、佐伯・新宮が担当する。
札幌市内でピストル射撃事件が発生、津久井が担当。
女子校生がが家出する。小島が担当する。
発砲現場近くにNPO法人がある。外国人救済が目的らしい。
佐伯たちは彼らの活動の一端を目にするが、目をつむることにする。
犯人は検挙されるが、技能実習生には利権が絡む。
政治家、大臣クラスが関与するので、深掘りは拒否される。
道警裏金問題と同様、闇があるのだ。
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