君と歩いた青春 駐在日記
「君と歩いた青春 駐在日記」小路幸也 中央公論新社
駐在日記の3作目です。
妻は外科医、患者から逆恨みで襲われた。
もうメスは握れなくなった。
夫は刑事だったが、駐在所勤務を志願して、妻の癒しを優先した。
タイトルは、〇曜日の何々はあれこれ
中編4篇で、駐在所管内で事件が起きます。
どれも、警察案件ではない。
相続、スキャンダル、幽霊、埋蔵金、警察の立ち入る範囲ではありません。
その全部に絡んで、見事に事件を終結させます。
駐在さんは優秀なんです。
小説の時代は、ザ・ピーナッツが引退する頃、ロッキード事件があった頃。
そりゃ、一昔も二昔も昔の頃だ。
小路幸也、14歳か15歳の頃、ザ・ピーナッツ引退、ロッキード事件発覚、があった頃だ。
コメント