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〇後期高齢者が交通違反すると、講習に呼び出されます
テストを受けて、100点満点で、認知症の度合いを判定されます
76点以上「記憶力・判断力に心配がない」区分「3」
49点から75点の間「記憶力・判断力が少し低下している」区分「2」
49点以下「記憶力・判断力が低下している」区分「1」
区分「2」区分「1」と判定されたら、次の講習に進みます
料金と時間は違います、区分「1」のほうが高くて長時間です
〇区分判定の問題は3問
1、今月は何月か、今日は何日か
2、絵を16枚見せて、時間をおいて、それが何かを聞きます
3、時計のモデルを書かせて、何時何分か、それを時計に針を書いて表します
〇対策(こうしとけば良かったと思ったこと)
1、講習の朝、カレンダー、新聞を見ること、今日が何月何日かを覚え込むこと
2、ネットに絵が公開されています、ネットで絵を見て印象付けておくこと
3、アナログの時計を一つ買うこと、デジタル時計だけの暮らしから抜けること
〇わたし、80点でした
記憶力・判断力に心配がないと判定されました、次の講習に行かなくてよし
〇どんな交通違反が対象になるのか
対象にならない交通違反=駐車違反、スピード違反
他は全部
駐車違反、スピード違反と認知症との関連があるかないかということじゃありません
駐車違反、スピード違反の違反者が多すぎて、講習会場に収容しきれないからです
「Exit イグジット」相場英雄 日経BP
もともとは日経ビジネスに連載されたものです。
焦点は日銀、リフレ派と財政均衡派の拮抗があります。
用語の説明はありません。理解できる読者層にだけ語っています。
リフレ派と財政均衡派、解説していません。日経ビジネスの読者なら分かって当然、と言わんばかり。
グループ分けすると
文芸春秋を思い浮かべる編集者・記者たち。
副総理兼財務大臣の最高権威。
証券マンからコンサルタントになって、財界の掃除をするもの。
彼は過去の作品「不発弾」で登場する悪玉、ここでは善玉悪玉の両面を持つ。
用語・術語の一部はよく分からなくても、すごい戦いだなと、伝わってきます。
文春みたいなところが勝つのか、政界の権威が勝つのか。
そこは読んでくれなくちゃ。
題名の「Exit イグジット」とは量的金融緩和策の出口の意味、次のステージは何か、出口はあるんでしょうかね。
「QUEEN スカイマーシャル 兼清涼真」麻生幾 角川春樹事務所
旅客機乗務員のウェブサイトにKwinがある。トップに新着警報が記載される。
ハイジャック、テロリスト等の危険人物をKwinと掛けてQUEENと呼ぶようになった。
対抗策として、警察がスカイマーシャルを同乗させるようになった。
これは、QUEENとスカイマーシャルの攻防戦を書いています。
飛行機内で何人も人が死にます。
兼清の上司が殺される。
たまたま乗り合わせた神奈川県警の警官も殺される。
FBIスカイマーシャルも殺される。
攻防戦は手に汗を握ります。
犯人は意外なヤツと言われても、そりゃ誰なんだろう。
犯行の動機は、そこがよく分からない。
最後は肩透かし気味ではあるけれど、飛行機内の攻防が面白いから、許す。
美波羅川を離れて坂道を登る。峠の名前が才の峠、峠には賽の神がいるのだろうね。
塩町駅前に下りて、大通りを右に行ったり左に行ったり、あった、これがそうじゃないか、塩町恵比寿神社。神社の向かいの家に背中合わせで写真を撮っていると、犬が吠える。
犬が吠えると、家の人が出てきて、恵比寿の由来を語ってくれる。塩町は志幸の一部なのだがね、志幸の人が塩町で物を買わなくなった、隣の三良坂から卸してもらうようになった。
怒って、恵比寿神社を独立させたのだそうな。
恵比寿神社を志幸から塩町に動かした、どうだろうなぁ、建築費用からして現実的じゃない。氏子から志幸の氏子を排除した、これならあるかもしれない。
語ってくれたのはおばちゃん、おばちゃんのお父さんの時代のことなのだそうな。となると、戦後から高度成長期の時代だろうなぁ。塩町の最盛期の頃のお話しなんだろうなぁ。
どうだろう、この話の真意は、塩町は志幸から独立した、こういうことじゃなかろうか。
馬洗川を渡って和田に入る。田幸について語っておこう。大田幸、小田幸の旧村があり、近隣の村々と合併するのに、最大勢力なので田幸村と名乗るのに遠慮がなかったということだろうね。
和田地区は三次市合併前の旧村名は和田村、和知村と向江田村が合併して、一文字づつ取って和田村になったのだ。
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これは一部分を抜き書きしたもの、全体の姿は下のリンクからお出でください。
http://sherpaland.net/bike/2021/bike-210921-kawnx_tako_wada/bike-210921-kawnx_tako_wada.html
今までは
A、Birzman
B、Bridgestone の空気入れを使っていました
Aは、口先が内筒外筒の二重構造で、外側の筒を引き下ろして、筒を回して固定する
Bは、バルブをくわえ込んで、梃子を引き上げて固定する、こういうやり方でした
Aは、空気圧が増すと、プッとバルブを吐き出してしまう、固定が効きにくい
Bは、空気漏れが酷くて、圧力が上がらない
これでは役に立たないので、いえいえ、腹が立つので
C、Panaraser ワンタッチポンプを買いました
緑の口金をバルブに押し込むと固定する、外すときは反対側のグレイの口金を押すと外れる
ワンタッチの口金が往復運動して挟み込む方式です
Cを使ってみれば、A、Bの欠点は解消して、問題なく目的の空気圧まで押し続けられます
重量(我が家の秤で)
A、1180g
B、1180g
C、 720g
背中のザックに空気入れを括りつけていますが、約500グラムも軽いので嬉しい
Cには、アルミ製・樹脂製と2種類ありますが、軽さ優先で樹脂製にしました
圧力の単位
A、PSI Bar
B、PSI Bar
C、Kpa Bar
今までPSIに慣れています、100psi=7Bar これが基準
今度は、Kpa _これが基準 700Kpa=7Bar
レッドゾーンが示してあるので、大丈夫、入れすぎることは避けられます
psi とは、ポンド毎平方インチ (pound per square inch) 略称で psi、ヤードポンド法です
kpa とは、キロパスカル メートル法に則っています
自転車のタイヤは上限圧力を psi で表示しています、業界の慣習が古いから
「違和感」の日本史 本郷和人 産経セレクト
第1章、江戸時代に鎖国はなかったのか
第2章、2代将軍が天皇に激怒の「違和感」
第3章、信長の「天下」とは京都周辺だけか
第4章、なぜ西郷(せご)どんは大隈重信を嫌うのか
第5章、「男と女」の立ち位置の行方
第6章、天皇をめぐる歴史の謎
第7章、夏目漱石のワケありな門人たち
第8章、人物を語らない歴史研究でいいのか
産経新聞連載中の「本郷和人の日本史ナナメ読み」から出来ています。
月一連載なのですが、毎回楽しみに読んでいます。
新聞連載が成り立ちですから、四面四角なことを書いても読んでもらえない。
かなりクダケタ筆致で書いています。
なんで夏目漱石の門下生に注目したのか。
東大の資料編纂所、ここの設立者に門下生がいたのですね。そうか、職場の回顧談なんですね。
東大の資料編纂所では、山本博文さんが有名だが、二人が同時にテレビで同席することがない。
気が付くと、山本さんは今年三月亡くなっていた。
もう同席することは果たせないのだ。
向うの山裾に鳥居が見える。あそこが大山の迦具神社なのだな。ほぼ位置関係が見えてきたぞ。
大山集落の中央らしきところから県道436号線に沿って進んでみるか。
この県道436号線は盲腸のような路線で、香淀から始まって、大山のここを通って、大山地区の東地集落で突然終点になる。
県道は終点でも、道はさらに続いているのだよ。それでいて、県道の延長計画はないみたい。
そこは「旧三次西小学校校区の裏山の山道」で県道の末端を通ったことがある。
いえね、住居表示で大山という区域は広いのだなぁ、と感心しているんですよ。
GPSにウェイポイントを作ったおいたのだが、ポイントは道の下にある。森の下にあるのだ。これは間違えた、進む方向を間違えた。
引き返して、墓地が見える分岐から行くべきなのだろうな。進んでみると、どんぴしゃり、大山の迦具神社の前に出た。鳥居には迦具神社と扁額にある。
さすがにここの迦具神社では、神楽殿・拝殿・本殿の様式は維持できていないようだよ。
ローカルな神に迦具神社がある。近隣に迦具神社が分祠を建てている。今のところ、分祠をふたつ見つけたが、他にももっとあるのかもしれない。
地頭、庄屋が強くて広めたからかもしれない。川の船頭が威勢がよかったからかもしれない。川の船頭から分限者・長者に成り上がったのもいるだろうね。ローカルな事情があるのでしょうね。
迦具神社信仰はともかくも、神楽を楽しみたいという欲求のほうが強かったのかもしれない。
大山集落の分岐まで帰ってきた。直進すれば香淀へ、左折すれば唐香へ、ここは左折して唐香へ向かう。
峠に出た。ここを越えると真っ逆さまに下り坂、ブレーキを握り締めてスピードを殺して下りていく。この区間の勾配は9%、ここを登りに使うと、延々と押して歩かなきゃならんな。
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「暮鐘 東京湾臨海署安積班」今野敏 角川春樹事務所
短編集なんですよ。超短編で10篇が集まっている。
必ずしも捜査捕物に集中しているわけではない。
班員相互の関係に光を当て、人柄が浮かび出るように書き込んでいる。
湾岸書強行犯係は安積班と相楽班に分かれている。
相楽は安積と張り合い、安積に勝つことに終始している。
相楽が安積に心を開く篇がある。相楽もそんなに悪いやつではないのだ。
表題の篇が暮鐘、自首してきた容疑者が夕方の音楽を聞いた、だから、犯行時刻は夕方のチャイムの頃だ。
須田が反論する。犯行現場のチャイムは音楽じゃありませんよ、ウェストミンスター寺院の暮鐘です。
須田の指摘は当たった。身代わりの自主なのだ。
安積の読み方は、あずみ、あさか、地名からあさかだろうと思ったが、奥付の題名にはあずみとふりがながしてあった。
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偽物だと思う。無視します。相手にしません。
ほんとに登録情報の確認をするなら、名指しで、メールが来るはずです。本音を言えば、メールより郵便が信用できる。
@niftyはわたしの名前・住所を知っています。
そもそも、お客様へ、こんな大雑把な宛名で出すはずがありません。
前回から始めた三次の神社、けっこう面白いな。単に市内を自転車で駆け巡るより、あるテーマに沿って走ってみる、こういうのもええな。
続きを行こう。前回の、三次、十日市、八次に隣接の、酒河、青河、神杉、小学校区を行ってみよう。
三次運動公園に駐車しよう。いつもは陸上競技場に近い駐車場に停めるのだが、スタート・ラストが重ならないように、きんさい野球場の傍の東駐車場に車を置くことにしよう。
駐車場を出て、すぐに街道から離れる。左折して丘沿いに進むのだよ。この森は鎮守の杜、山裾を開発して分譲住宅の団地が出来上がっている。
じきに八幡宮の鳥居の前に出る。八幡神社なんだね。案内板がないのが残念だね。この神社は何年に創建されてどうのこうのと由来が書いてあるやつ、なきゃないでそれでもええけどね。
この神社、東向きに建っております。
街道に出て、三次市立中央病院の前を通って、あれぇ、玄関前に若者の行列が長く延びているよ。ははぁ、コロナワクチンの接種なんだ。日曜日で病院が休みだから、若者中心に接種しているのだ。
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http://sherpaland.net/bike/2021/bike-210905-sakegw_kamisg/bike-210905-sakegw_kamisg.html
どや顔としたり顔は同じものだと世間の認識です
どや顔は関西から生まれたものです
雰囲気、口調、あなたが思い浮かべるものと、わたしのとは同じでしょう
したり顔
実際に耳で聞いたことはありますか? わたしは生で接したことがない
活字の上で、フォントでしか、わたしは見たことがない
このしたり顔、架空のものじゃないでしょうか
どや顔に対抗して、こっちにもあるよと捏造したもの、フェイクなのでは
いや、ええんですよ
このように捻って捏ね上げたものに、命が吹き込まれることはあることです
紙の上、モニターの上だけではなく
[したり顔]と口にしている、耳にしているなら、世間に通用するところまで成長したということです
どや顔、これは定着するでしょう、後世まで残っていくでしょう
したり顔、どうだろうなぁ、言葉のちからが弱いからなぁ、ファイトォ!
「生まれつきの花 警視庁花人犯罪対策班」似鳥鶏 河出書房新社
花人(かじん)という新人類が生まれました。
日本では全体の2%程度。普通の会話以外に超音波で会話できます。頭がよくて勉強ができるので出世しやすいです。
ただ、花人はユリの体臭がします。それで常人からは花人と悟られます。
常人はひがみ、嫉妬し、花人を圧迫し、排除しようとします。
火口竜牙、警視庁本庁勤務、水科此花、警視庁翻訳センター勤務、草津佳久、警視庁本庁班長。
水科だけが花人、他は常人。
連続して殺人事件が3件起きる。いずれも密室殺人事件。
草津が解決する。犯人はそれぞれ花人だった。
話しはこれでは終わらない。
どうひっくり返るのかがこのお話しのキーポイントなのだ。
8月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:2586
ナイス数:73君と歩いた青春-駐在日記 (単行本)の感想
駐在日記の3作目です。妻は外科医、患者から逆恨みで襲われた。もうメスは握れなくなった。夫は刑事だったが、駐在所勤務を志願して、妻の癒しを優先した。タイトルは、〇曜日の何々はあれこれ。中編4篇で、駐在所管内で事件が起きます。どれも、警察案件ではない。相続、スキャンダル、幽霊、埋蔵金、警察の立ち入る範囲ではありません。その全部に絡んで、見事に事件を終結させます。駐在さんは優秀なんです。小説の時代は、ザ・ピーナッツが引退する頃、ロッキード事件があった頃。そりゃ、一昔も二昔も昔の頃だ。小路幸也、14歳か15歳の頃
読了日:08月27日 著者:小路 幸也
([お]12-1)みつばの郵便屋さん (ポプラ文庫)の感想
ぼくの名前は秋宏、年子の兄がいて、名前が春行、名前の知れたタレントなのだ。二人はよく似ている。蜜葉市の埋め立て地みつばと高台の四葉が郵便配達の受け持ち区域なのだ。郵便物を配るから、そのぶんだけ事件がある。洗濯もののパンティが飛ぶのを目撃したり、ハガキが脅迫状だったり、誤配だと決めつけられたり。段々と配達先と馴染みになってくる。出版社がポプラ社ということは、これは児童書なのだ。ヤングアダルト向けかも。みつばの郵便屋さんシリーズで、6冊出版されているのだそうだ。配達人と配達先、いくらでもストーリーが紡げそうだ
読了日:08月23日 著者:小野寺 史宜
天下商人 大岡越前と三井一族の感想
徳川の世は、米経済から貨幣経済に移行して行く。米は新田開発などで増産し、消費より生産のほうが増していく。米で扶持をもらっている武士は手取りが減ってくる。将軍吉宗は米価の値上げを政策の基本にする。大岡越前は米価ではなく、貨幣の流通を増やすことを主張する。小判を改鋳して、流通量総量を増やすことが基本だと考える。吉宗は押し切ろうとし、大岡は必死に抵抗する。江戸は金遣い、上方は銀遣い。通貨の本位制がダブルなのは矛盾を孕む。改鋳で、金銀の比率を調整するべきなのだ。大岡越前はただの町奉行ではない。勘定奉行の職責まで踏
読了日:08月22日 著者:高任 和夫
零から0への感想
まはら三桃(みと)は「鉄のしぶきがはねる」で発見、以来、ファンになっています。これは児童書、中学生ぐらいが対象かな。戦後まもなくのころ、聡一は国鉄鉄道技術研究所に就職した。そこは、鉄道生え抜きと軍出身の飛行機の技術者が混在していた。鉄道生え抜きは安全第一がモットー、飛行機の技術者は美しくと唱える。聡一は軍の技術者に親近感を持つ。零(ゼロ)はゼロ戦、0(ゼロ)は新幹線0系電車を指す。初代の新幹線。聡一の恋愛が微笑ましい。これくらいの恋愛ストーリーは中学生向きだよなぁ。これは小説だが、いろんなトラブルや衝突は
読了日:08月20日 著者:まはら 三桃
ショローの女の感想
女性公論に連載のエッセイ集。各篇4ページで、ほぼ5年間連載です。タイトルは全部俳句、本編を読み終わって、タイトルの俳句に立ち返る。内容とタイトル、合うや合わざるや。本職は詩人なんだそうな。さぞや詩人とは暇だろうと思いきや、意外に忙しいようだ。けっこう、仕事に締め切りに追われている。カリフォルニアと熊本を往復する暮らしを経て、今は熊本住まいなのだ。熊本に住んで早稲田大学に通っている。3年間期限付きの教授なのだ。連載開始の時は62歳と書いている。それでショローなのだそうな。取り止めのないないお話しが続きます。
読了日:08月15日 著者:伊藤比呂美
麻薬捜査の裏舞台の感想
著者の警察での職務歴は刑事畑・公安畑で主に勤務。伊勢谷友介=大麻、沢尻エリカ=MDMA、押尾学=MDSA、槇原敬之=覚醒剤、ピエール瀧=コカイン、田代まさし=覚醒剤、清原和博=覚醒剤、ASUKA=覚醒剤、高知東生=覚醒剤、酒井法子=覚醒剤、小向美奈子=覚醒剤、田口淳之介=大麻、研ナオコ=大麻、美川憲一=大麻、井上陽水=大麻。なんでバレたか、何がキッカケで捕まったか、このへんを語っています。覚醒効果のある薬物は、覚醒剤、MDMA、コカイン、JSD、タバコ。鎮静効果のある薬物は、アヘン、ヘロイン、大麻、お酒。
読了日:08月13日 著者:北芝健
噂を売る男 藤岡屋由蔵の感想
街の噂を売る商売がある。他店の軒下にムシロを引いただけの店だ。自分に関する噂、会話を円滑にするネタ、を売っている。有料ネットニュース、そんな現代ビジネスが江戸時代にあったと考えましょう。てっきり、各章が独立の連作短編だと思っていました。違った、伊能忠敬の大日本沿海輿地全図がシーボルトによって国外に持ち出された、この経緯を探るお話しだった。これが全編を貫くメインストーリーなのだ。こんな噂を手繰り寄せるのは大変だよ。梶よう子は、長屋もの、お店ものを得意にしている。ふむ、武士ものも巧妙で、続篇に期待が持てます。
読了日:08月11日 著者:梶 よう子
フィールド言語学者、巣ごもる。の感想
ネット記事の採録ではないようです。ちゃんとこれ一本に書き下ろしたもののようです。学術書じゃないと断っている、一般書として書いています。一般書にしては、なかなか咀嚼しにくい。読み続けていると、日頃から頭の中で噛み合わないところがピシャっと噛み合ってくる。頭の中の整理を促してくれる。骨格肉付きは固いのだが、皮膚体毛に柔らかさがまぶしてあって、読み進められます。そもそもこの本を手に取ったのは、シャレ、引っ掛け、言葉遊びがあったからです。それぞれ、章の末に注釈がいっぱいありますが、ここまで読んではいられないなぁ。
読了日:08月10日 著者:吉岡 乾
宴の前 (集英社文芸単行本)の感想
県知事を四期務めて引退しよう。後継は副知事なのだが、いまいち気に染まない。決断しかねているうちに、急死してしまった。他の候補は、女性問題を抱えていたり、妻が病気だったり、誰もいない。五選目に打って出るか。対立候補が現れる。アルペンスキーで銅メダル、県内出身の女性だ。オリンピック誘致を公約に、評判がよろしい。モデルは新潟県だな。新潟県に当て嵌めて書いている。公開討論会では新人候補の勢いがよい。選挙戦突入。へぇ、こういう選挙になるとは思わなかったな。エピローグ、宴の後。選挙後、さらにこのような展開になるとは思
読了日:08月07日 著者:堂場瞬一
江戸のジャーナリスト 葛飾北斎の感想
ほう、北斎はジャーナリストだったのかい、どれどれ。読み始めたが、普通の略伝じゃないか。どこにジャーナリストと書いてあるんだろう。北斎は長崎のカピタンと親交があった。海外に興味があるのだからジャーナリストの精神を持っている。何を言うてますか。詐欺とまでは言わないが、中身と看板が大違いだ。鳥観図を得意にしている。大空高くに視点を置いて、地上を見下ろして書いている。これがジャーナリスストにの視点だ。はい、はい、そうですか。シーボルトは大量の日本の文物を持ち帰っている。シーボルトがジャーナリストだったのじゃありま
読了日:08月04日 著者:千野境子
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