生まれつきの花 警視庁花人犯罪対策班
「生まれつきの花 警視庁花人犯罪対策班」似鳥鶏 河出書房新社
花人(かじん)という新人類が生まれました。
日本では全体の2%程度。普通の会話以外に超音波で会話できます。頭がよくて勉強ができるので出世しやすいです。
ただ、花人はユリの体臭がします。それで常人からは花人と悟られます。
常人はひがみ、嫉妬し、花人を圧迫し、排除しようとします。
火口竜牙、警視庁本庁勤務、水科此花、警視庁翻訳センター勤務、草津佳久、警視庁本庁班長。
水科だけが花人、他は常人。
連続して殺人事件が3件起きる。いずれも密室殺人事件。
草津が解決する。犯人はそれぞれ花人だった。
話しはこれでは終わらない。
どうひっくり返るのかがこのお話しのキーポイントなのだ。
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