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2021年10月 1日 (金)

9月に読んだ本

9月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2718
ナイス数:66

キッド (幻冬舎文庫)キッド (幻冬舎文庫)感想
元自衛隊員で傭兵あがりが大活躍のお話しです。城戸は香港に住んでいる。コードネームがKID。護衛の依頼があって中国の経営者と日本の見本市に同行した。目の前で殺された。そこから怒涛の展開が繰り広げられます。殺害現場にいた週刊誌記者・カメラマンと連絡を密にするようになる。追うのは公安、現場指揮官に警察大幹部がクチバシを入れる。城戸は恨まれている。なんで恨まれているか、そこを明かすわけにはいかない。そこがお話しの肝なのです。依頼者を殺したスナイパーから付け狙われている。しっちゃかめっちゃかな展開ですが、最後は丸く
読了日:09月30日 著者:相場 英雄


Exit イグジットExit イグジット感想
もともとは日経ビジネスに連載されたものです。焦点は日銀、リフレ派と財政均衡派の拮抗があります。用語の説明はありません。理解できる読者層にだけ語っています。日経ビジネスの読者なら分かって当然、と言わんばかり。グループ分けすると、文芸春秋を思い浮かべる編集者・記者たち。副総理兼財務大臣の最高権威。証券マンからコンサルタントになって、財界の掃除をするもの。文春みたいなところが勝つのか、政界の権威が勝つのか。そこは読んでくれなくちゃ。題名の「Exit イグジット」とは量的金融緩和策の出口の意味、出口はあるのかな。
読了日:09月27日 著者:相場英雄


QUEEN スカイマーシャル 兼清涼真QUEEN スカイマーシャル 兼清涼真感想
ウェブサイトにKwinがある。ハイジャック、テロリスト等の危険人物をKwinと掛けてQUEENと呼ぶようになった。対抗策として、警察がスカイマーシャルを同乗させるようになった。これは、QUEENとスカイマーシャルの攻防戦を書いています。飛行機内で何人も人が死にます。兼清の上司が殺される。たまたま乗り合わせた神奈川県警の警官も殺される。FBIスカイマーシャルも殺される。乗客も死ぬ。攻防戦は手に汗を握ります。犯人は意外なヤツと言われても、そりゃ誰なんだろう。犯行の動機は、そこがよく分からない。でも、許す。
読了日:09月25日 著者:麻生 幾


「違和感」の日本史 (産経セレクト S 22)「違和感」の日本史 (産経セレクト S 22)感想
産経新聞連載中の「本郷和人の日本史ナナメ読み」から出来ています。月一連載なのですが、毎回楽しみに読んでいます。新聞連載が成り立ちですから、四面四角なことを書いても読んでもらえない。かなりクダケタ筆致で書いています。なんで夏目漱石の門下生に注目したのか。東大の資料編纂所、ここの設立者に門下生がいたのですね。そうか、職場の回顧談なんですね。東大の資料編纂所では、山本博文さんが有名だが、二人が同時にテレビで同席することがない。気が付くと、山本さんは今年三月亡くなっていた。もう同席することは果たせないのだ。
読了日:09月17日 著者:本郷 和人


暮鐘 東京湾臨海署安積班暮鐘 東京湾臨海署安積班感想
超短編で10篇が集まっている。必ずしも捜査捕物に集中しているわけではない。班員相互の関係に光を当て、人柄が浮かび出るように書き込んでいる。湾岸書強行犯係は安積班と相楽班に分かれている。相楽は安積と張り合い、安積に勝つことに終始している。相楽が安積に心を開く篇がある。相楽もそんなに悪いやつではないのだ。表題の篇が暮鐘、自首してきた容疑者が夕方の音楽を聞いた、だから、犯行時刻は夕方のチャイムの頃だ。須田が反論する。犯行現場のチャイムは音楽じゃありませんよ、ウェストミンスター寺院の暮鐘です。須田の指摘は当たった
読了日:09月14日 著者:今野 敏


赤の呪縛 (文春e-book)赤の呪縛 (文春e-book)感想
滝上は警視庁の刑事だ。学生のころ、薬物に溺れたことがある。それで、父親から勘当された。亡くなった母の姓に替えさせられた。立ち直って、警視庁を志望して採用された。父親は静岡県の知事なのだ。名前は喜多。銀座のバーで放火事件があった。ママが死亡、火をつけた女も死亡。男が拳銃で射殺された。被害者は知事の元秘書だった。滝上は知事の関連だと狙いをつけて動き始める。赤とは血を指しているのだ。血筋のことなのだ。設定に納得がいかないのですよ。勘当だ。上等だ、出て行ってやるよ。死んだ母親の戸籍にどうやって移動できるのでしょう
読了日:09月10日 著者:堂場 瞬一


婿どの相逢席婿どの相逢席感想
小さな楊枝屋の四男坊が見染められた。鈴之介。大きな仕出し屋の長女に惚れられたのだ。お千瀬。婿入りして、女将大女将から申し渡されたのは、あんたは商売に口出すことは禁じます、子供のタネだけおろしていればよろしい。することなく、ぶらぶらしている毎日です。料理屋の伊那月から嫌がらせを受けているのが分かってきた。お話しの筋の基本は、伊那月から嫌がらせを受けていて、それを跳ね返すのが主眼です。ほんとは、お話しの芯は他にあります。あんたは、子供のタネだけおろしていればよろしい、ここにあります。さて、その展開はどんなこと
読了日:09月04日 著者:西條 奈加


高瀬庄左衛門御留書高瀬庄左衛門御留書感想
楷書の小説、藤沢周平を読んでるような気がする。高瀬庄左衛門、郡方勤めの下士なのだ。妻に先立たれ、息子は不慮の事故で亡くなり、息子の嫁は去るしかなかった。たまたま若い男と知り合った。弦之介、目付役・立花監物の弟なのだ。支配下の村で強訴が起きる。探査に行って、群衆に捕らえられた。お歴々の政争があって、庄左衛門は巻き添えにあったのだ。途中省略、清々しい巻末を迎える。若い男は庄左衛門の養子に迎えることになる。めでたし、めでたし。付け足し、御留書とは役所で言えば業務日報、個人宅のものならメモ、その程度のことみたい。
読了日:09月03日 著者:砂原浩太朗


生まれつきの花: 警視庁 花人犯罪対策班生まれつきの花: 警視庁 花人犯罪対策班感想
花人(かじん)という新人類が生まれた。全体の2%程度、頭がよくて勉強ができるので出世しやすいだ。ただ、花人はユリの体臭がします。それで常人からは花人と悟られます。常人はひがみ、花人を圧迫し、排除しようとします。警察トリオは、火口竜牙、警視庁本庁勤務、水科此花、警視庁翻訳センター勤務、草津佳久、警視庁本庁班長。水科だけが花人、他は常人。連続して殺人事件が3件起きる。いずれも密室殺人事件。草津が解決する。犯人はそれぞれ花人だった。話しはこれでは終わらない。どうひっくり返るのかがこのお話しのキーポイントなのだ。
読了日:09月02日 著者:似鳥 鶏

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