月下のサクラ
「月下のサクラ」柚月裕子 徳間書店
「朽ちないサクラ」に続く作品です。
ヒロインは森口泉、前作では、県警事務職として奉職、警官を志願して退職、試験を受けて警官となった。
ここでは、米崎県警捜査支援センター、機動分析係を希望して面接を受けるところから始まる。
試験は落第だった。黒瀬警部は見込みがあると、拾い上げて採用した。
県警会計課で窃盗事件が起きた。約一億の現金が金庫から盗まれた。
捜査支援センターは事件を追った。
前会計課長が疑われた。その元課長は殺された。
窃盗の犯人、殺人の犯人は意外な人物だった。
前作でも、サクラは公安を意味していた。ここでも公安が出てくる。サクラと題名にある由縁だ。
センターへ入ったばかりの新入りが大活躍するのだ。
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