ヒア・カムズ・ザ・サン
「ヒア・カムズ・ザ・サン」小路幸也 集英社
東京バンドワゴンシリーズ10巻目です。
毎度お馴染みの語り口、そこが快適なのですよ。
宮内庁の役人がやってきて、蔵の中の資料をよこせ。
経済官庁も絡んで来て、かなり本気の締め付けです。
60代のおじいちゃん、我南人が活躍します。
ただのロックンローラーじゃないのです。筋金入りのロックンローラーなのです。
我南人の活躍で乗り切ります。
それはどんな風に?そこは読んでくれなきゃ。ここではネタバレできません。
研人も高校に入学します。
シリーズ第1巻では小学生だったのです。ずいぶん年月が経った。
1年1作で刊行していて10年経過、小説の時間経過は15年なんだそうです。
ひいじいさんの勘一が亡くなればシリーズも終わりなのでしょうが
まだまだ終わる気配はありません。
« またまた、自転車で転びました | トップページ | 隣の市の図書館カードを得ました »
コメント