ヒルは木から落ちてこない。ぼくらのヤマビル研究記
「ヒルは木から落ちてこない。ぼくらのヤマビル研究記」樋口大良+子どもヤマビル研究会 山と渓谷社
三重県四日市市少年自然の家で子どもヤマビル研究会が始まった。
ヤマビルの撲滅が目的ではないよ。
ヤマビルの調査と生態解明が目的なのだ。
世間でよく言う、ヤマビルは木の上から降ってくる。間違いです。
表紙に、傘を逆にしてヤマビルを受けている子どもの写真があります。
これはネットでも有名な写真、こんな風に実証的に追及しています。
子どもが、ですよ。小学生が、ですよ。
ヤマビルは上からではなく、地面から這い上ってくるのです。
ヤマビルはどうやって生息域を広げるのか。
シカが広げている。これが世間大方の意見です。
一部はそうかもしれないが、大部分は水の流れに乗って広がっています。
いくら取り尽しても、次の大雨のあと、大量のヤマビルがいます。
指導者、ボランティアは前に出ず、子どもの自主性に任せています。
大部分は小学生、一部中学生がいます。
研究者も舌を巻く知見にあふれています。
発表会やケーブルTV出演で頼もしがられています。
奈良の春日山の山続きで石仏の芳山(ほやま)があります。わたし、そこでヤマビルにやられたことがあります。
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