ラブ・ミー・テンダー
「ラブ・ミー・テンダー」小路幸也 集英社
東京バンドワゴンシリーズ第12巻目です。
過去に遡っての外伝です。
まだ勘一が40代、我南人がはたちそこそこの頃のお話しです。
勘一の妻、サチは霊界から顔を出します。だから、レギュラー。
我南人の妻、秋実は、早く死んだので全然顔を出すこともありません。
この巻では、存分に活躍します。
我南人と秋実が出会ったのは、やくざに追われているところを我南人が助けたところ。
緊急避難で、東京バンドワゴンの我が家に連れて行きます。
近所の口裏合わせに、我南人のいいなずけだということにします。
これって、勘一とサチの出会いと同じじゃありませんか。
ここで二人が大暴れ、芸能界のタブーをぶち破ります。
これまでの巻の題名はビートルズの曲名に由来していました。
ここはプレスリーから由来している。
我南人の決め台詞、LOVE だねぇ、LOVE を打ち出す曲ならプレスリーの「ラブ・ミー・テンダー」が最適なのかしら。
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