「塞王の楯」今村翔吾 集英社
矛と楯のお話しです。
湖東に穴太がある、湖北に国友がある。
穴太は石垣、国友は鉄砲で名を挙げている。
石垣は防備、鉄砲は攻撃、楯と矛。
石垣の名人上手を塞王と言い、鉄砲の名人上手を砲仙と言う。
太閤崩御のころ、伏見城での攻防、大津城での攻防を書いている。
穴太の飛田屋の飛田匡介の視線で書いてある。
越前一乗谷が落城して、匡介は師匠源斎に助けられて育った。
今では次の頭と目されている。
大津城の城主は京極高次、妻の引きで身を立てて、蛍大名と噂されている。
人柄がよく、物頭から小者領民にまで愛されている。
関ケ原決戦までに城は持つか破れるか。
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