「逆玉に明日はない」楡修平 光文社
是枝昭憲は商社勤務、見合いを勧められた。
相手は食品メーカー大手の社長の一家なのだ。
見合いには条件がある。
役員には登用するが、昇進しても副社長まで、社長は妻が就任する。
君の役目は跡継ぎを誕生させること、生まれたら、節税対策として祖父母に養子縁組すること。
条件を承知して結婚した。
無事跡継ぎが誕生した。
種馬としての役目は終わったのだ。
アメリカでペットフードで問題が出たことを糸口に、離婚を切り出された。
慰謝料として、アメリカのベンチャー企業が譲渡された。
ここから堂免一家への反撃が始まる。
やっと胸が透く活躍が始まる。



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