「アンド・アイ・ラブ・ハー」小路幸也 集英社
東京バンドワゴンシリーズ、14作目ともなると、先々の展開が見えてきます。
「男はつらいよ」フーテンの寅と同じ味わいです。
マンネリだとの評判が立っても、同じスタイルを貫きます。
登場人物が多すぎて、一旦整理を試みています。
同居していた大山かずみが老人ホームに入居しに行きます。
高齢なので退場して行く配慮なのかもしれません。
前作・前々作では幼な子だった、かんな・鈴花も小学生になりました。
退場していく者もあり、活躍の中心に出ていく者もあり。
青の母親である池沢百合枝も、最後の映画を主演して芸能界から引退しました。
今はまだ前段階、次は研人の時代がやってきます。
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初めて、ブログ訪問です。アンド アイ ラブ ハー。てっきり ビートルズの曲だとばかリ思いました。本なのですね。
投稿: 児玉 | 2021年12月18日 (土) 00時59分
児玉 さん
この東京バンドワゴンシリーズ
たいがい、ビートルズの曲名をそれぞれの巻の題名としています。
投稿: しぇるぱ | 2021年12月18日 (土) 20時48分