駆ける 少年騎馬遊撃隊
「駆ける 少年騎馬遊撃隊」稲田幸久 角川春樹事務所
毛利尼子戦争が尼子の敗北で終わった以後のお話しです。
出雲の地を毛利が支配しているが、夜盗は跳梁し、尼子の残党が伏せていて、安定していない。
三刀屋の村を夜盗が襲撃した。
少年の小六は風花という名の馬と一緒に逃げた。
隠れているところを吉川軍に収容された。
馬が使えるということで、騎馬隊を預かることになった。
一方、尼子の残党は再起を図っていた。
山中幸盛がその中心なのだ。
普通は山中鹿之助と呼ぶものだが、ここでは鹿之助と呼ばれるのを快からず、幸盛と名乗り呼ばせている。
吉川勢も尼子勢も、武将の名前が聞き慣れない。
物頭・旗頭の名前が区別できない。
反対勢力、反感をあらわにする勢力がいて争うなら区別もできるのだが、そういうこともない。
主流派ばかりのお話しで、反主流のサブストーリでもあれば、方向が際立つのだが、そういうこともない。
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