「熔果」黒川博行 新潮社
題名と中身とは何の関係もありません。著者の悪い癖です。
珍しいのは「後妻業」題名と中身が一致しているのはこれだけです。
堀内信也と伊達誠一はヒラヤマ総業の下で働いています。
もともとは大阪府警のマルボー、シノギがばれて退職したのだ。
堺泉北ニュータウンで落札物件に占有者がいる。その排除に行った。
排除は簡単だったが、こいつらの前歴がおもろい。
韓国から金塊密輸で懲役食らっている。
これはシノギになるで。金主を探そうや。
小倉、下関、名古屋、半グレとヤジルシばっかりの中をかき分けて金の延べ板にたどり着きます。
どうやって。
そこは読まんかい。黒川博行のええとこはそこにあるんやないかい。
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