シークレット・エクスプレス
「シークレット・エクスプレス」真保裕一 毎日新聞出版
主人公は機関車運転手からロジスティック本部へ引き抜かれたベテラン。
自衛隊からの依頼ということで、貨物列車の臨時便を編成することになる。
青森から佐賀までの行程なのだ。
全行程を通して貨車に乗れと押し切られた。
付き添いがいる。三峯(三菱?)輸送の社員、警察官僚、自衛隊員。
積み荷は液体ということだが、揺れ具合の感触で固体の疑いがある。
東日本新聞青森支局の新聞記者が異変を嗅ぎ付ける。
反原発団体がある。貨物の荷物は原発関連か。
妨害工策に出て、電気の架線を断線する。
果たして貨物列車は目的地まで到着できるか。
最初は善玉だと思っていたのが悪玉の本性を現したり
悪玉だと思っていたのが、実は善玉だったり。
スリルとサスペンスに満ちております。
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