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2022年1月29日 (土)

三河雑兵心得 伍 砦番仁義

「三河雑兵心得 伍 砦番仁義」井原忠政 双葉文庫
植田茂兵衛の立身出世物語です。
設楽ヶ原の合戦で武田軍を散々に打ち破った。
しばらくは武田も侵攻しては来ないだろう。
一方、内憂があるのだ。
岡崎の西三河の衆が不満を抱えている。
ないがしろにされている、殿は直轄の浜松衆ばかり多用される。
総領の信康にも気を遣わなけばいけない。
与力先の松平善四郎は岡崎赴任を命じられた。
植田茂兵衛は浜松に残されて一本立ちの大将に任じられた。
高天神城へ補給する付け城を撃破する。補給路を断つ。
信州国境の青崩峠のパトロールに精を出している。高根城。
大幹部の大久保忠世から年の離れた弟を与力に付けられた。
後世、大久保彦左衛門と名を上げる人物なのだ。
今は、頭が高くて使いにくい。矯正に手を焼く。
家康と信康の桎梏が深くなる。

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