「三河雑兵心得 旗指足軽仁義」井原忠政 双葉文庫
足軽仁義シリーズの2巻目です。
植田茂兵衛は徳川家康直属の足軽で、本多平八郎のところへ宛がわれた。
背丈も高いし、本多平八郎の幟の鍾馗の旗印を掲げる役目に任じられた。
常にお頭の背後にいるのが役目だ。
乱戦では、幟に弓矢鉄砲弾が集中する。
遠江の掛川城を攻略する。
攻城中に背後から肩を鉄砲で狙撃された。
疑わしいのは横山左馬之助、どうもこいつにやられた気がする。
第1巻で、左馬之助の父親、横山軍兵衛を討ち取っていた。
それを恨みに付け狙っていたのだ。
この決着はお頭本多平八郎に預けることにする。
功を立て、徒侍に引き立てられた。



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