歌舞伎座の怪紳士
「歌舞伎座の怪紳士」近藤史恵 徳間書店
就職先でセクハラに遭った。
以来、パニック障害を患い、家にいる。
父方の祖母から歌舞伎座のキップが送られてきた。
お小遣いプラスで、観た感想を送ること。
ためらったが承知した。
意外にも面白かった。
隣席は白髪の紳士だった。世間話をした。
次も歌舞伎座、その次は国立劇場でオペラ、さらにその次は小劇場で普通の演劇。
どの演目でも白髪の紳士にであった。
歌舞伎座の怪紳士、タイトルに意味があるんです。
ここではくどく解説しないけどね。
第一章第二章との筋立てです。
第一幕第二幕のほうがよかったかな。あるいは、第一場第二場でもよろしい。
わたし、近藤史恵には自転車レースから入って行ったんですよ。ツール・ド・フランス。
書いた小説に歌舞伎ものがあって、初期のものは読んでいました。
久しぶりの歌舞伎ものです。
他は、料理もの、コックが主人公のものは読んでいます。
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