硝子の太陽R ルージュ
「硝子の太陽R ルージュ」誉田哲也 光文社
誉田哲也には、血まみれ誉田と爽やか誉田があります。これは血まみれ誉田のほう。
出だしがベトナム戦争の時代のころ、横田基地の近くで一家惨殺事件が起きる。
時代は現代、姫川玲子班は一家惨殺事件を追っている。帳場は行き詰っている。
姫川たちは別の帳場へ追われた。
フリーライター殺人事件、姫川たちは現場ではなくパソコンの中身を探るように命じられた。
端緒を得て、過去の一家殺人事件と今の一家札事件の共通点が見つかってきた。
前の帳場へ連絡を入れる。
勝俣警部補(ガンテツ)の策謀で、こっちの帳場から追っ払われた。
両方の一家殺人事件は明らかになる。
新宿署の東警部補に姫川が事情を聞きに行く場面がある。
「硝子の太陽N-ノワール」と同じ文章、フリーライター殺人事件は歌舞伎町と深い関係があるのだ。
硝子の太陽 RとN は出版社が別々なのだ。
事件は乗り合わせているが、出版社は違う、という離れ業を広げている。
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