マスカレード・ホテル
「マスカレード・ホテル」東野圭吾 集英社
舞台とするホテルの名前はマスカレード・ホテルじゃありません。
ホテル・コルテシア東京がその名前です。
連続殺人があって、次の殺人現場はホテルになりそうだ。
警察は、ホテルに刑事を潜り込ませる。
フロントに一人、ベルボーイに一人、ハウスキーピングに三人、刑事を配置する。
映画ではフロントマンが木村拓哉、教育係が長澤まさみ、だそうです。
ネタバレになるから、本筋の殺人事件には触れない。
ホテルが舞台だけに、いちゃもんを付けて部屋のグレードアップを図る事件、ホテルの備品持ち出し事件、有名人がホテルを浮気に使う事件、脇筋が豊富にある。
刑事が鍛えられて、フロントマンに仕立てられていくところが秀逸、ははぁ、ホテルとはこいうものなのか。
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