三河雑兵心得<八>小牧長久手仁義
「三河雑兵心得<八>小牧長久手仁義」井原忠政 双葉文庫
本能寺の変の後処理は羽柴秀吉が政権を取った。
徳川家康は駿河・甲斐・信濃を傘下に収め、国人衆の慰撫に勤めている。
東信州には大久保忠世を総奉行に置いた。
植田茂兵衛は大久保忠世の与力に付けられた。
織田家を簒奪されて、織田信雄は腹を立てている。
徳川家康と連合を組むことを図った。
小牧長久手の戦で信雄家康連合軍は勝った。
しかし、信雄は秀吉と講和を結んでしまった。
秀吉は家康に大阪城へ伺候するよう申し付けた。
徳川家臣はだれもが大反対、家康が声を掛けた。
植田、おまんの存念を申せ。
ええい、やけくそだ、鉄砲の数からして、わが方は負けまする。
終わり方が尻切れトンボ、続篇があるとの予告ですね。
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