お寺はじめました
「お寺はじめました」渡邊源昇 原書房
著者の肩書は日蓮宗越谷布教所源妙寺住職
冷やし中華はじめました、そんなノリかと思ったが、極めてマトモな内容です。
ごく普通のサラリーマン家庭の息子で、お坊さんになるのを志して、15歳で身延山に入門する。
身延山高校に入学、周囲はお坊さんになる子ばっかり。
15歳、高校一年生でお坊さんになる下地は築かれたのだそうな。
どんなに修行が辛くても、その一年に比べれば、軽い、軽い。
立正大学仏教学部で僧侶になる研鑚を積み、「信行道場」での荒行三十五日、やっと僧籍を得ます。
自分で寺を開く、埼玉県越谷を拠点としました。
民家の借家に寺を開いたのが平成二十七年、平成二十九年には土地を取得してお堂の地鎮祭を迎えています。
その二年間、どうしたの。どのように資金を得たのか、寄進があったのか。
そこは語っていません。そこが知りたいのだがなぁ。
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