「じんかん」今村翔吾 講談社
分厚い本で、読むのをためらったが、すらすらと読み易い本だった。
じんかんとは、織田信長の人間五十年下天のうちをくらぶれば
人間はにんげんと読むのではなくじんかんと読むのだそうな。
松永久秀の小説は少ない。あまり目にすることがない。
松永久秀の少年のころから死ぬまでを描いている。
小説では、通して、九兵衛という名前で貫いている。
九兵衛が親からもらった名前なのだ。
自分で松永久秀と名乗るようになる経緯も書いてある。
この本の案内人は織田信長、小姓に夜話をする、という体裁で語っている。
主に、三好家に仕え、盛り立てようとして裏切られる一生を描いている。
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