草原のコック・オー・ヴァン 高原カフェ日誌II
「草原のコック・オー・ヴァン 高原カフェ日誌II」柴田よしき 文芸春秋
前作の続きです。ヒロインは菜穂。
お話しの芯は森野大地に移る。
祖父がこの地で森野ワイナリーを経営していた。
突然畳んで都会に出た。
大地はロックのバンドに入った。曲の大部分は大地が作った。
売れたが解散した。ボーカルが自殺した。
大地はここ百合が森でブドウ畑を作りワイナリーを開くと決心した。
菜穂たちの引き入れで大地は次第にムラに受け入れられて来はじめた。
菜穂はプロポーズを受け入れた。なかなか結婚に踏み切れない。
周りからの応援はある。極端に言えばムラじゅうの注目を浴びているのだ。
最終章で菜穂は牧場のアズマヤで結婚式を挙げる。
コック・オー・ヴァンとは、雄鶏の赤ワイン煮。
菜穂はカフェでメニューに加えること、大地は赤ワインを作ることを目指す。
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