「競争の番人」新川帆立 講談社
公正取引委員会が舞台です。
公取を舞台にしてって、そんなお話しは今まで読んだことがない。
ヒロインは白熊楓、任官五年目のまだ青二才です。
今度の摘発は、北関東のホテルでブライダル料金のカルテル。
乗り込んで、ホテル社長に拒否されて玉砕します。
なにしろ公取には逮捕権がないのだ。強制力がないのだ。
周辺を洗っていて、ブライダルの花屋関係で新規参入拒否の不正競争を発見する。
一気呵成にホテルのカルテルも解明し、立件する。
調査中に、冬の川に落ちるは、倉庫の密室に閉じ込められるは、崖下に落ちるは。
公正取引委員会とはこんなに危険な官庁だったとは。



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