そっか、日本と韓国って、そういう国だったのか。
「そっか、日本と韓国って、そういう国だったのか。」ムーギー・キム 東洋経済新報社
この本のほんとの題名は長いよ。
[京都生まれの和風韓国人が書けた!そっか、日本と韓国って、そういう国だったのか。文化・アイドル・政治・経済・歴史・美容の最新グローバル日韓教養書]
[はじめに]が18ページ 前書きでこれだけ占めるとはなかないことでしょ。
[目次]が20ページ こんなに長い目次に出会った覚えがない、章、節、項、を小分けして書いてあるのだ。
チャプターは長いがセクションは短いです。短節の積み重ねです。
在日、日本人、韓国人のカードをその都度切って、立場を一定にせず語っています。
そうか、そうかと納得できる場面と、ちょっと読みずらい部分が隣り合っています。
読みずらい部分は、読めずに読み飛ばすほど読みずらい。
目を引く章のタイトルを並べてみました。
[なぜ韓国人は過去にしつこく、日本人は無責任なのか?]
[なぜ韓国とは永遠に揉めつづけるのが当たり前なのか?]
[日韓の溝を、間にいる在日コリアンの視点で埋めてみた。]
以下省略
なるほど、と疑問が氷解するものではありません。
消化不良はそのままです。
この本が韓国語に翻訳されて韓国で出版されるのですが、やっぱり、そっちでも物議を醸すことでしょうね。
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