三次の神社、甲奴を行く、その3、南東部分(自転車篇)
この辺りから地域名は小童に変わる。小童と書いて、ひち、と読むのだよ。難読地名の番付でも高位にいると思うよ。
ここが小童の須佐神社の参道入口、石柱があって注連縄を渡して神域を示している。参道だが自動車通行可能、自転車は、踏んでは登れないね、押して歩こう。
神社の駐車場が大きくあるのだが、看板があって、憧れの里、とある。小をりっしんべんに見立てれば、小+童=憧れ、ではあるが、まぁ、ぬけぬけとおっしゃいますこと。言うたもん勝ちだよね。
参道を進めば、木の鳥居がある。鳥居の前の石段を登って、扁額に須佐神社とある。
今は須佐神社と名乗っているが、過去には、牛頭天王社、祇園宮と名乗った時期もあった。祭神がスサノオで、スサノオ系の神社は幾つも別名を持っているからね。出し入れ自由自在だ。
拝殿の前に回廊があって、回廊には絵馬が掲げてある。奥に本殿が納まっている。
この拝殿の様式が変わっていて、四面入母屋の造りで、屋根の棟が十文字に交差している、正面に向こう拝が構えていて、サザエのトゲが突き出したような、多面体のような、異次元世界を演出している。
これが右から撮った姿、同様に、左から撮った姿がこれ、どこの大工棟梁かは知らないが、地方でこれほどの技量を持った棟梁がいたとはたいしたもんだ。
道に下りて、ちょっと進めば、須佐神社の祭の行宮所がある。木の鳥居があって、扁額に武搭天神、逆光で撮ったので潰れてしまった。
武搭天神とは天満の天神さまのことではなく、牛頭天王の生まれ変わり、スサノオの別名なんだそうです。
それなら、須佐神社の祭の行宮所に武搭天神が選ばれるのも納得できる。
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