「任侠楽団」今野敏 中央公論新社
阿岐本組の日常です。
シノギにはならない阿岐本組長の道楽が今度は交響楽団。
年末公演が迫っているのに、交響楽団は内部分裂しそうです。
長老対若手、下手と上手、対立の原因はこれです。
今度常任指揮者がドイツ人に変わる。それを機会にヒビが入りそうです。
その指揮者が頭を殴打されて血を流した。
所轄は事故で片付けようとしたが、本庁は警部を介入してきた。
毎度おなじみの任侠○○と同様に、丸く収まっていきます。
でも、そうなるには、代貸の日村が気を揉まなきゃならない。
警察とヤクザが手を組んで収拾に当たる、珍しい光景が見えます。



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