クローゼット・ファイル 仕立屋探偵桐ヶ谷京介
「クローゼット・ファイル 仕立屋探偵桐ヶ谷京介」川瀬七緒 講談社
繊維業界でブローカー・コンサルタントで腕利きの桐ヶ谷京介。
古着で目利きの水森小春。
未解決事件専従捜査対策室の南雲警部と部下の八木橋巡査部長。
この四人が関わる捜査記録の短編集です。
[ゆりかごの行方]12年前の捨て子事件、ベビー服の縫い目から解決。
[緑色の誘惑]15年前の殺人事件、色染の媒染剤が決め手。
[ルーティンの痕跡]新鮮な事件、パンティ盗難事件、パンツの皺・擦り切れが決め手。
[攻撃のSOS]行動が怪しい中学生を発見、服の皺からイジメを発見。
[キラー・ファブリック]16年前の事件、そばアレルギーの事故か殺人か、古いトウモロコシが決め手。
[美しさの定義]10年前の殺人、縫製技術が決め手。
全部、縫製・素材から事件を解決するものです。
仕立屋探偵シリーズ、これが2作目、お仕事小説でもありますね。
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