「曙光の街」今野敏 文芸春秋
倉島警部補のシリーズです。これは初篇。
公安所属です。外事第一課。
公安と言うと、頭脳系を想像するでしょう。
いいえ、頭脳系でもない、肉体系でもない、平凡系です。
ロシアからマフィアが送り込まれた。
ヴィクトル・タケオビッチ・オキタ、日ロ混血のKGB上がりなのだ。
ターゲットはヤクザの組長。
なんだ、ただの殺し屋の事件かね。
いえ、公安上層部に原因があると見えてきた。
怒涛の展開が待っています。
主人公はロシアの刺客とヤクザのボディガードです。
ロシアのマフィアの刺客に肩入れしている自分がいる。生まれ育ちがいじらしいからね。
今回の公安は脇役だな。



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