競争の番人 内偵の王子
「競争の番人 内偵の王子」新川帆立 講談社
公正取引委員会のお話し、ヒロイン白熊楓は九州に転勤する。
今当たっている案件は着物業界のカルテルなのだ。
カルテルの後ろ盾に暴力団が絡んでいるみたい。
ものになりそうな見込みがだ立つと東京の本部に連絡を入れた。
たちまち、古巣の第六審査部が大挙して押し寄せてきた。
カルテルの解明は本部がやる。地元はお手伝い、下働きだけ。
地元の係長に常盤がいる。地方財閥の御曹司なのだ。
内偵の王子とは彼のことなのか。
織物業者が殺されたり、ボヤがあったり、公取案件より警察案件に近づいていく。
カルテルは摘発されました。
頑丈な堤の一穴から崩れたのだ。
半年で白熊楓は東京に呼び戻される。
次の巻では東京で活躍するんでしょうね。
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