「凍土の密約」今野敏 文春文庫
公安に所属する倉島警部補のシリーズです。
次々と人が殺されて、これで四人殺された。
殺人事件なので、刑事の領域だが、倉島は突っ込んでいく。
第二次大戦の終結時の密約が出てきた。
トルーマンとスターリンの間で、密約があったの、なかったのという問題なのだ。
それは北海道を釧路・留萌で線引きして、米ロで分割しようという密約なのだ。
現在の背景には、ロシアモスクワと極東の間に反乱が起きかけている。
その密約を梃子にモスクワを揺さぶろうとする動きなのだ。
巻末で、倉島はゼロでの研修を命じられる。
ゼロから帰ればエース級への仲間入りなのだ。
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