白夜街道
「白夜街道」今野敏 文春文庫
前作「曙光の街」の続編です。
四年後、ヴィクトル・オキタはKGB出身の会社に雇われた。
クライアントに従って日本に来た。通訳と護衛が仕事なのだ。
外務省の役人が殺された。
犯人を追って倉島警部補はロシアに飛んだ。
もう倉島は前作のようなボンクラではない。歴とした公安刑事に仕立て上がっている。
モスクワから一日車で走ったあたりで撃ち合いになる。
事件は片付いた。
書類上では終わりにして、裁量に任せてあるのだ。深く追及すると国際問題になる。
公安は国内では嫌われているが、対外国となると、当てになるよねぇ、当てにしたいよねぇ。
ロシア名は覚えにくい。ダレノ・コトカビッチ・ダレノフスキー、イワン・イワノビッチ・イワーノフ。
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