英雄
「英雄」真保裕一 朝日新聞出版
題名を、えいゆうと読むのか、ひでおと読むのか、遂に分からなかった。
上場会社の創業者、南郷英雄が銃で射殺された。
関係者をたどって、植松英美を警察が訪ねてきた。アリバイ確認だ。
英美は婚外子なのだ。母は既に亡くなっている。
弁護士が訪問してきた。遺産相続の分与を求めなさい。
遺産相続はともかくも、父親の存在を始めて知った。
DNA鑑定の結果、親子であることは証明された。
南郷英雄の婚姻前の名前が吉藤英雄、吉藤家の係累はいない。
父の生い立ちを探ってみた。
株主名簿、古い従業員名簿から探し出した。
意外な真実を探り出した。
何を探り出したの?そこはここでは語れない。ネタバレになるからね。
最終ページの奥付に英雄(えいゆう)とある。ううむ、そこは英雄(ひでお)じゃないかなぁ。
« 山岳ミステリーを読まなくなった | トップページ | テレビの字幕の担当者の能力・力量 »
コメント