セカンドチャンス
「セカンドチャンス」篠田節子 講談社
大原麻里、母親の介護で婚期を逃し、五十を過ぎてしまった。
高血圧、高脂血症、肥満に悩んでいる。
健康のため、プールに行こう。
相模スポーセンターに入会した。なんかつぶれそうな施設だが。
最初は全然泳げない。熱心なインストラクターが指導してくれる。
次第に泳げるようになり、マスターズカップに出場しようと話が起き上がった。
親戚でも、便利に使われる存在になっていた。当たり前のように、こっちに尽くせ、この要求をピシャリと断った。水泳大会があります。
家付き便利ムスメから脱却していくのだ。
さぁそこからは、友情、努力、勝利、某少年週刊誌のノリで進んで行く。
友情、努力は当たり前だが、勝利も得るのですよ。
それはどうやって、そこは読んで見なきゃ。
還暦も近いけど、幸せな家庭を得るきざしを見せてお話しは終わります。
コメント