それでも、警官は微笑う
「それでも、警官は微笑う」日明恩 講談社
著者はたちもりめぐみと読みます。
20年前の作品、パソコンが頻繁に出てくるが、懐かしい仕様です。
警官コンビ、武本巡査部長、潮崎警部補、理想的なデコボココンビです。
事件現場で麻取の捜査官と遭遇する。
麻薬とピストルを探っているうち出会ったものです。
小説の途中から書き方が倒叙法になる。
犯人は中国大使館出の中国人です。
中国スパイは一掃したものの、その中国人は海に落ちて行方不明です。
次作に繋げる作戦なのやら。
女流作家なんだが、細部に詳しいし、骨太だし、もっと多作であってほしい。
神南署湾岸署の安積警部補、新宿署の鮫島警部、犯人側のモズ、こんな名前が会話の中にでてくる。
岩崎白日夢(さだむ)警視、これは知らない。読んだことない。
饒舌過ぎて、空気がゆるむじゃありませんか。
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