鎮火報
「鎮火報」日明恩 講談社
著者の名前は[たちもりめぐみ]。
俺は大山雄大、赤羽台消防出張所の消防士だ。
夜明けに一軒のアパート火事があった。
鎮火するまでに天井で爆発があった。
明け番でうろうろしていて夜中、またアパート火事に遭遇した。
非番だけれど協力したよ。
その時も爆発の気配を感じた。放水するな。爆発するぞ。
アパートの住民は不法滞在の外国人ばっかりだった。
入管の職員が付きまとって邪魔をする。
このケースは、「警官は」シリーズの「そして、警官は奔る」の外国人不法滞在問題と同じじゃないか。
わたし、お仕事小説は好きですよ。とりわけ、制服ものは大好物です。
お仕事の対象を深く掘り下げていくと、読むに耐えないこともあるんです。
筆致は軽くて踊るようだが、中身は難儀なお話しで、読み進めるのに苦労したな。
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