鷹の系譜
「鷹の系譜」堂場瞬一 講談社
殺人事件、被害者は鉄パイプで目茶苦茶殴られて死亡していた。
昭和天皇が崩御された日で、過激派の活動があると公安は緊張している。
公安部の事件ではないと刑事部に渡された。
捜査一課の高峰と公安一課の海老沢は同じ大学出身で警察同期なのだ。
うまがあって、たまに一緒に酒を呑む仲なのだ。
高峰は海老沢に連絡を入れた。ここから刑事と公安が末端で共同捜査するかたちになる。
過激派も老齢化しているのですよ。
ネタバレするわけにはいかないが、ヒントはこれです。
高峰の父は刑事、海老沢の父も公安、双方の父親が仲が良かった。
鷹の系譜の由縁ですね。
ただし、これは背景というか偶然というか、お話しの運びには何の関係もありません。
« 10月に読んだ本 | トップページ | ブルース・リーの墓、テレサ・テンの墓 »
コメント