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2022年12月 2日 (金)

ゆえに、警官は見護(みつめ)る

「ゆえに、警官は見護(みつめ)る」日明恩 双葉社
著者の名前は[たちもりめぐみ]。
このシリーズは、潮崎警視と武本巡査部長のコンビで運ばれていくものです。
今回は違う。
武本警部補は新宿署の留置場勤務になっている。
古タイヤを積み上げて、その中に立たせて火を付ける、こういう事件が連続している。
潮崎警視のお目付けに宇佐美財務捜査官、さらにお目付けに正木星里花巡査が付く。婦警です。
留置人を観察して、不審点を発見して、潮崎警視に告げる。ここからは武本警部補の出番はない。
潮崎、宇佐美、星里花トリオの勝手捜査は始まる。
放火事件の被害者と加害者の関係性を探り出した。
最後に武本警部補登場する。やはりコンビの片方が登場しないと締まらないよね。
武本は巡査部長から警部補に昇格しています。
一ヶ所誤植があります。終幕近くで武本巡査部長とある。これは編集者のチェックミスでしょうね。

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