「エレジーは流れない」三浦しをん 双葉社
主人公は穂積怜、県立餅湯高校の二年生。新幹線の止まる温泉町、餅湯町でのお話し。
佐藤竜人、森川心平、丸山和樹などとつるんで遊んでいる。
高校生の日常が主なものなんですよ。
月のうち一週は山の上の豪邸に泊まりに行く。
こっちも母、商店街の土産物屋のも母、生みの母がどちらなのか、突き詰めて問えない。
俺の父親は誰なんだろう。
次第にこっちのお話しが主流になってくる。
ゆるいお話しで、くすぐりを繰り出す。反応して笑ってしまう。
こういう傾向の作家だったかなぁ。
まほろ駅前シリーズにその片鱗があったよなぁ。
舟を編むで、ちゃんときちんとの路線が確立したと思ったのに。
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