「江戸一新」門井慶喜 中央公論新社
明暦の大火で江戸の三分の二が焼け落ちた。
江戸城でも本丸御殿が焼け、将軍家と政庁は西の丸に引っ越した。
時の老中、松平伊豆守信綱(知恵出づ)は焼けない都市への再建を図った。
江戸城内から御三家を城外に出す。
玉突きで、大名家をさらに外へ出す。
これまでの朱引を品川・新宿・板橋・葛西まで広げる。
道を広小路に広げる。
主人公は松平信綱、幡随院長兵衛、水野十郎左衛門、信綱の生家の姉おあん。
四人それぞれの絡み合いは面白愉快なのだ。
ま、そのへんは色どり味付け、大筋は江戸の拡張なのだ。
家康の江戸が、松平伊豆・徳川四代将軍家綱の時代に拡張したのだ。
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