0 ZERO
「0 ZERO」堂場瞬一 河出書房新社
堂場瞬一にしては珍しく、警察もの、新聞記者もの、スポーツものではない。
小説家の物語なのだ。
初老の作家がいる。エンタメ畑の小説で権威を確立している。
最初は純文学がでスタート。すぐにエンタメ系に転じた。
同じ高校大学の後輩で小説家がいる。弟子と言ってもええでしょう。
巨匠が亡くなり、弟子は師匠の評伝を書こうと志す。
とっても読みづらい本なのだよ。
興味が湧くお話ではない。
構成の都合上、77ページの小説がアンコで挟まっている。
この小説が読みづらいのだ。
読む気がしない。
読み飛ばしてしまった。
いつもの堂場瞬一とは違います。
わたしら読者は純文学というジャンルで括っています。
ここでは純文と括ってある。
文壇ではそのような言い方をするのだろうか。
堂場瞬一ならではの括り方なのだろうか。
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